アフィリエイターの方なら普段ASPの方と接する機会も多いかと思います。大前提、人柄が良く真摯に向き合ってくれ良い条件で掲載させてくれるという方が多いのですが、中には悪い意味で「ヤバい」ASPもあります。数多くのASPと交渉してきた私が今まで出遭ったヤバいASPをご紹介します。
ヤバいASPとは
ヤバイというと非常に曖昧な表現ですが、悪い意味でヤバイと表現しています。非常識で、ビジネスにも悪影響を及ぼすような、そういった意味でヤバイとしています。
この体験談を通じて、そのASPを誹謗中傷したいわけでなく、他のアフィリエイターに共有することで少しでも予防に役立てていただければ幸いです。
【実体験談】実際に出遭ったヤバいASP
下記に私が実際に出遭ったヤバいASPをご紹介します。
即停止するASP
広告主都合、例えば効果不良などで案件が停止になることはよくあることですが、通常は「停止日○月○日、停止余波日○月○日」と、停止になるのは最短でも当日中で、停止余波日が設けられています。
これはアフィリエイターのためにあります。
急にページからアフィリエイトリンクを削除したり、貼り替えたりするのは難しいですよね。
しかし、私が出遭ったASPには即停止されました。
ここで、引き下がってはだめです。私は下記のようにASPに意見しました。
「通常、停止は即停止にになるのではなく、当日か先に設定されます。今後はこのような対応をお願いできますでしょうか?」
この時、私は実は広告主の案件をあらゆるASPに卸している代理店とも繋がっていました。そのため、代理店にも意見しました。
○○というASPから○○の案件で即停止の連絡がきたのですが、今後は当日か先の停止になるようにお願いできますでしょうか?」
そうすると、代理店からこのように返ってきました。
余波なしになってしまうのですね…。
提携解除の話はお聞きしておりましたが即日はさすがに流石に申し訳ないので、
担当に○月○日停止の余波○月○日までの対応をするようにお伝えさせていただきます!
そうするとASPからこのように返ってきました。
申し訳ありません。○月○日停止の余波○月○日になります。
今回はどうやらASPの勘違いと言うか、ASPとしての取り決めがないのか、代理店の言い方が悪かったのか、わからないですが、ASPとして両社に迷惑をかけないという方針がないのがヤバいです。
各ASPのやり方もありますが、最終的にはアフィリエイターにも広告主にも嫌われないような丁度真ん中で調整します。
稀に広告主が即停止を言う場合もありますが、その時にそれをとめるのもASPの仕事です。広告主も大切ですが、アフィリエイターも大切ですからね。
全然掲載させてくれないASP
各ASPには掲載の基準があります。例えば、アダルトサイトはだめだよとか、明確に公開されていませんが何ページないとだめだよ、SEOしかだめだよ、など各ASPによって掲載の基準が違います。
あるASPでは、どの案件を提携申請しても一切提携させてもらえず、一切掲載できませんでした。
サイトは承認されていたのに、なぜでしょうか。
他のASPを使うことにしました。
ヤバいASPと出遭った教訓
まず教訓としてはそういったASPも存在するということです。各ASPにもルールがあるので、従うところは従う必要があります。あまりにも常識から外れていたら、とにかくそのASPとディスカッションするのが良いかと思います。ASPの担当者は他のASP出身だったりすることも多いので、ある程度業界の常識みたいなものをご存じなのですが、稀にご存知でない方もいるので、その場合は正直にお伝えするというのがそのASPのためにもなります。
次に、あるASPに固執する必要は全くないということです。ASPは毎年どんどん増えていますので、全く1社に固執する必要はありません。
最後に、代理店や広告主とも繋がっていたほうが良いということです。広告主と直接連絡することはASPによっては規約違反になることもありますが、代理店とだとそんなこともありませんし、元々知り合いであれば問題ありません。しかし、直接繋がるのはよっぽど成果を出していたり、出稿していないと厳しいです。代理店もほとんどはASPに案件を卸すことが多いからです。
ヤバイASPと出遭った時の対処法
私はかなり多くのASPを使っていますので、数社はこういったヤバいASPとも出遭うものです。
もしあなたがヤバイASPと出遭ったら次の対処法を実施しましょう。
- ヤバイASPは使わない
- 他のASPを探す
- 退会する
ただし注意点として、譲歩できるところがあればそのASPとも繋がっておいた方が後々良いかもしれません。何かしらで役に立つこともあるからです。
まとめ
本稿では、私が実際に出遭ったヤバいASPとその教訓について解説しました。ヤバイASPはほとんどないのですが、万が一出遭ったら、本稿を参考していただけますと幸いです。